赤ちゃんにとって母乳やミルクは大事な栄養源です。
お腹を空かして泣いていても、ミルクを見せたら泣き止んだり自分で哺乳瓶をもって飲もうとしたりする様子は見ていてとても可愛いですよね。ですが、ミルクや母乳をあげたあと、しっかりゲップをしたはずなのに口元からミルクや母乳がでてきたりして驚いた経験がありませんか?赤ちゃんの吐き戻しには理由があります。そこで今回は、赤ちゃんがなぜよく戻してしまうのか、赤ちゃんが吐き戻しをしてしまったその時にどうのように対応したら良いのかについてお話をさせて頂きたいと思います。
どうしてミルクや母乳が出てくるのか

それは赤ちゃんの胃の構造が関係しています。赤ちゃんの胃の大きさは新生児期だとわずか30~50cc程度しかないと言われています。胃の形状も大人とは違って、とっくりのような形をしていて、さらに胃の入口の筋肉が弱いため吐きやすいと言われています。成長とともに胃の大きさも大きくなり3歳頃で胃の形が大人と同じ形になると言われています。
ですので、新生児~3歳頃まではどうしても吐き戻してしまいやすいのです。
予防として行えること

ゲップを促す
生まれてきたばかりではまだまだミルクや母乳を飲むことに赤ちゃんは慣れていません。ミルクだけを飲むことが難しく、空気も一緒に飲みこんでしまいます。飲み終わった後に行っていると思いますが吐き戻してしまった場合や戻しそうな気がする場合などはミルクや母乳を飲んでいる途中でもゲップをうながしてあげても大丈夫ですよ。
量の調節
赤ちゃんは生まれてから1,2カ月では大人と違って「おなかがいっぱいだな」という感覚がまだありません。ですので、ミルクや母乳を飲みすぎてしまったりします。元気な赤ちゃんでも噴水のように吐いてしまうこともあります。吐いてしまった分を取り戻そうと、無理に飲まそうとしなくても大丈夫ですよ。しかし、吐いたあとに元気がなく、体重が減っているような気がする。飲まない日が続いている気がする等の不安に思うことがあれば掛かりつけの医療機関へ受診をしてくださいね。
口からミルクや母乳がでてきてしまった時の対応

ゲップをしっかりさせても吐き戻してしまう時はあると思います。そんな時は、もう一度ゲップを促してあげたり、頭の位置を高めにしてあげたり、右を下にして横向きに寝かせてあげるなどをしてあげてくださいね。吐き戻したあとも赤ちゃんが泣いてミルクを欲しがったりするときもあると思います。そんな時は少量ずつあげたり、間にゲップを促したりしながら授乳を行うようにしてなるべく一気に飲むことのないようにすると良いと思います。
まとめ
今回はミルクや母乳の吐き戻しについてお話をさせて頂きました。赤ちゃんの胃の構造や体の機能が未熟なことからよく吐き戻したりしますが、実際に吐き戻しが多かったりすると心配になりますよね。どうして吐き戻しをしやすいのか、吐き戻してしまったときにどう対応したら良いのかについて知ることで少しでもお母さんやお父さんの不安を軽減できればと思います。
病棟勤務、美容皮膚科を経て保育園で保育園看護師として働いています。
子どもが好きで子どもと関わる仕事ができればと思い保育園看護師になりました。
看護師の目線での気づきなどを皆様と共有できればと思います。




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