みなさんのお子さんは定期健診に行かれていますか?この時期の赤ちゃんは予防接種などもたくさん重なったりするので、保護者の方は予定を組むだけでも頭がいっぱいになりますよね。今回は、検診日までにしておくといいこと、そして、0歳での公的な乳幼児健康診査の内容についてもお伝えしていきます。
検診日までにしておくといいこと
まずは、お子さんの母子手帳を見てみましょう。いくつかの質問項目があります。お子さんの日々の状態と照らし合わせて記入してみましょう。質問項目にまで成長が進んでなくても全然かまわないのです。それは個人差があるのでありのままを記入しましょう。ありのままを記録することで健診が充実したものになります。
1ヶ月検診
先天的な病気がないかどうか、おっぱいの飲みを中心に成長を見ていく健診です。身長・体重・頭囲・胸囲の計測。身長体重はなんとなく成長を見ているとわかりますね。頭囲はどうでしょう?頭の周囲を測る目的は、脳の成長を見ています。体と同じで脳も大きくなるんですよ。胸囲はどうでしょう?肺の成長や心臓など、内臓が大きくなっているか見ています。
その他、赤ちゃん特有の原始反射というものも見ています。原始反射の出現、消失の有無により発達がどこまで進んでいるのかがわかるんです。
もしかすると1ヶ月健診の時にお医者さんが赤ちゃんと遊ぶようにして赤ちゃんと手を繋いで立たせようとしたりクルクル回しているような光景を見たことはありませんか?これは赤ちゃんの反射をみているのです。
その他は、赤ちゃんの全身をくまなく見てくれます。生まれたての赤ちゃんは関節などもゆるく、脱臼を起こしている可能性もあります。股関節脱臼は、抱き方ひとつで脱臼したり、軽快方向へ向かったりするんですよ。
3~4か月検診
身長・体重・頭囲・胸囲の計測と共に、ここでは首すわりなどの発達を中心に見ていきます。赤ちゃんの発達は一方向性と言われています。
首すわりが出来て、それからおすわりやたっち、あんよができるようになります。首すわりができていないと今後の発達に影響を及ぼすため、とても重要な検査となっているんですよ。
他には追視の状態も見ていきます。生まれたての赤ちゃんは明るいか暗いかがわかる程度です。視力としては0.01~0.02と言われています。そこからだんだんと目が見えてくるようになります。お母さんやお父さんの判別は、生まれたての赤ちゃんは声や匂い、抱かれた時の感触などで判断しているのです。生後3か月の赤ちゃんがどのくらい目が見えてきたのかを「追視」という検査でみています。
視力としては0.1もない程度。でもぼんやりと目や口など近くにいる人の顔のパーツがなんとなく見えてくる時期になります。
ここでも股関節脱臼を見ています。筆者の子どもは3か月検診で先天性股関節脱臼と診断されました。痛みで泣くこともなかったため驚きました。
そうなんです!親が気付いてくれないことをこの健診では気づいてくれるんです。
ぜひ定期検査を受けるようにしてくださいね。
6~7カ月検診
身長・体重・頭囲・胸囲の計測と共にここでは寝返りやおすわりのようすも見ていきます。この時期の赤ちゃんは日に日に成長を感じられる変化が沢山ありますね。
この時期ではまだおすわりができない赤ちゃんもたくさんいると思います。心配はしなくて大丈夫です。お医者さんは寝返りの状態などを見ることによって、どのくらい腰をひねれるか、腰がどの程度しっかりしてきたかを見ています。
また音に対する反応も見ています。例えば後ろから呼びかけて振り向くかどうかなど、聞こえの異常をみています。この頃からは離乳食も始まっており、食べられるおやつも出てきましたね。手を口に持って行く動作をするお子さんもいることでしょう。指先の発達もこの頃の健診ではみています。
9~10カ月検診
身長・体重・頭囲・胸囲の計測と共に、おすわりやつかまり立ちの様子を見ていきます。ハイハイの様子を見ることもあるでしょう。最近はハイハイをせずにつかまり立ちをするお子さんもいるので心配しなくても大丈夫です。
また歩行に関係する反射として大事なものが「パラシュート反射」という反射です。赤ちゃんが転んだ時にとっさに手を地面につくことができるかどうかを見まています。手が付けなければ顔面から転ぶことになりますよね。人間の反射は凄いもので、自然と受け身を取れるように出来ているんですよ。
まとめ
0歳の赤ちゃんを育てるのは本当に大変ですね。予防接種に定期健診。予定で頭が混乱しそうになりますね。でも筆者の子どもがそうだったように、先天性疾患などが発見されるかもしれません。それは残念なことと捉えるよりも、むしろ「少しでも早く発見してくれてありがとう!」と言うべきことだと筆者は思っています。早期発見、早期対策が一番重要で、親が子どもにしてあげられる最善の育児だと筆者は思っています。ぜひぜひ定期検診を受けて頂きたいと願っています。

エナジードリンクを毎日欠かさず飲んで日々働くワーキングママ。
育児に悩んだ過去を持つ。育児中に看護師資格を取り病棟勤務、
クリニック勤務を経て保育園看護師となる。いかにしてラクに子育てをするかが人生の課題。




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