皆さん「とびひ」ってご存知ですか?正式な名前は伝染性膿痂疹といいます。
一ヶ所からあっという間に広がり、お友達にも「とびひ」が飛び火してしまうこともあります。名前の由来はここから来ているという所からきているという説があります。今回は小さな傷からも感染してしまうこともある「とびひ」についてご紹介させていただきます。
とびひ(伝染性膿痂疹)とは?
「とびひ」とは、伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)とも呼ばれ。皮膚の細菌感染症の一つです。溶連菌や黄色ブドウ球菌などが原因で起こるとされています。でも溶連菌や黄色ブドウ球菌という細菌は、人間の手や鼻の中などに存在する身近な細菌です。この黄色ブドウ球菌は悪者ではなく、どんな人でも共存している「常在菌」です。
では、なぜ悪者ではないではない常在菌が悪者になってしまうのでしょうか?
蚊に刺されたり、炎症を起こしたりしていると、皮膚のバリア機能が低下します。皮膚のバリア機能が低下したところに「常在菌」である溶連菌や黄色ブドウ球菌が付着すると抵抗力が低下している為、感染が起こります。
かさぶたになるものや、水ぶくれになるものなど、原因菌によって種類があります。
どんなところに気を付ければ予防できるの?
爪を切りましょう
蚊に刺されたり、アトピー性皮膚炎など、かかないのが一番ですが、かゆい時はどうしてもかいてしまいますよね。まずは爪を短く切り、清潔にしておきましょう。爪が長いとどうしてもひっかいて傷になってしまいますよね。子ども用の爪やすりで爪先をなめらかにしておくと傷になりにくいですよ。
保湿をしましょう
アトピー性皮膚炎のお子さんの肌は乾燥しがちです。乾燥すると肌のバリア機能が低下するため、感染しやすいと言えます。日頃から保湿をしてお肌のバリア機能がしっかりと働くようにしておきたいですね。
鼻をほじらないようにしましょう
鼻の中には溶連菌とうい菌が常在しています。鼻をほじった手で傷口を触ったり、かきむしったりしてしまうと容易に感染が広まってしまいます。鼻を触るクセがあるお子さんの場合は特に注意してあげましょう。
とびひになってしまったらどんなところに気を付ければいい?
温めすぎないようにしましょう
痒みのある部分を温めすぎないことも大切ですね。かゆい時は患部を冷やしてあげましょう。血管が収縮して痒みを抑えたり、痒みの感覚を鈍らせたりすることができます。
プールは控えましょう
他のお友達への感染のリスクがありますので治るまではやめておいた方がいいでしょう。
患部を保護しましょう
直接爪が当たらないようにガーゼ保護をしたり、長ズボンや長袖などの衣服で覆ったりするのもいいですね。ただし、夏場など暑さの厳しい場合は熱中症にならないよう、クーラーをつけるなどしてあげてくださいね。
保湿をしましょう
皮膚のバリア機能が低下しているお肌は乾燥しやすいです。しっかりと保湿をし、バリア機能を整えましょう。
お肌を清潔にしましょう
ジュクジュクしている部分は石鹼をしっかり泡立ててやさしく洗いましょう。お風呂に入りたいところですが、体が温まるとまた痒みが出てくることがありますので、シャワーで済ませるようにしましょう。
タオルの共有はやめましょう
家族に感染する原因の一つです。タオルは個人個人専用の物を使いましょう。タオルや衣服の洗濯は一緒にまとめて洗っても大丈夫です。
どんなお薬を使えばいいの?注意点は?
個人で判断はせずに、掛かりつけの医療機関へ受診しをおすすめします。基本的には皮膚科ですが、小さなお子さんの場合、小児科でも診てくれます。基本的にはかかりつけ医の処方に従ってください。
基本としては抗生剤の塗布となります。症状がきつい場合や広範囲の場合は飲み薬も処方されることもあります。抗生剤の内服を途中でやめると、薬剤耐性と言って、お薬の効きが悪くなっていくことがありますので、医師の指示に従いお薬は飲み切りましょう。
また、抗生剤を塗った場所は紫外線に当たると炎症を起こします。登園前などに塗る場合は患部が紫外線にさらされないよう、長袖を着たり、ガーゼで保護したりするなどしておきましょう。
まとめ
とびひの名前の由来から投薬の注意点までを見ていきました。
とびひにならないに越したことはありませんが、小さいお子さんがかかりやすい感染症です。
蚊に刺されたらすぐに薬をぬってあげるなど、とびひになってしまう前に出来ることをしてあげたいですね。「おかしいな?」と思ったら早目に受診してあげてくださいね
参考URL
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_hifuken/symptom/tobihi/
https://病気と健康.com/とびひの治療にリンデロンやゲンタシン!市販薬/

エナジードリンクを毎日欠かさず飲んで日々働くワーキングママ。
育児に悩んだ過去を持つ。育児中に看護師資格を取り病棟勤務、
クリニック勤務を経て保育園看護師となる。いかにしてラクに子育てをするかが人生の課題。



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